【太田市】2014年に消失した高山神社の社殿再建が、隈研吾さんの設計により現実味を帯びてきました
天神山(高山)の山頂にある高山神社。
2014年に放火により本殿が全焼してしまったことに心を痛めた方も多いと思います。
先日この高山神社が、建築家の隈研吾さんに設計を依頼して社殿を再建するという発表がありました。
隈研吾さんは、TOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「新国立競技場」などを手掛けられた世界的な建築家です。
金山城跡にある「史跡金山城跡ガイダンス施設」と「太田市金山地域交流センター」の2つの建物は、隅さんの設計で、太田市とゆかりがある方なんですよね。
本殿焼失後、2019年には小さいながらも仮本殿が建設されました。
覆い屋根の4本の柱は業火の中、奇跡的に燃えずに残った旧社殿の柱を再利用しています。
高山神社は、太田市出身の高山彦九郎という江戸中期の思想家を祀った神社です。
吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛らをはじめとする有名な幕末の志士に、大きな影響を与えた偉大な方なんだそうです。
今後クラウドファンディングなどを利用して、募金活動が行われるようです。
無事に再建が実現するといいですね。
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